青魚ダイエットは以外と無理がない?
食品を集中的に食べるだけのダイエットは、とかく弊害が多いのですが、青魚を使う方法は、無理がないと言えます。
むしろ栄養バランスが整い、血液サラサラを効果的に推進していきます。
その方法とは、朝・昼・晩のいつでもよいので、1日1回の食事で、イワシやサンマなどの青魚を必ず食べるというものです。
それ以外は普通の食事で構わないという、何ともゆるいダイエット方法です。
青魚ダイエットのポイントは、ヒスチジンを豊富に摂れることです。
ヒスチジンは脳内でヒスタミンに変化し、脳の満腹中枢を刺激するので、食事量が自然に減るという仕組みです。
ヒスタミンというと、かゆみや鼻づまりなど、アレルギーの原因物質として有名ですが、青魚のヒスチジンは、脳内に入って初めてヒスタミンに変わるので問題なしです。ヒスチジン以外に、EPAやDHAなどの血液サラサラ成分も豊富で、中性脂肪を減らすなど、やはりダイエットにつながります。
塩焼きや干物は塩分の摂りすぎに注意
以前、NHKの『ためしてガッテン』という番組で、ヒスチジンの摂取で半年で40sもダイエットできた体験談が紹介されていました。
これは、肥満治療の研究過程で、ヒスチジンが効果的だと発見されたことを踏まえたもので、一般レベルでは、イワシやサンマを毎日のように食べて、ヒスチジンを十分に摂るのが、ダイエットに効果的ということです。
青魚には、アジ、イワシ、サンマ、サバなどがありますが、種類は問いません。
調理方法も自由で、好みの魚を好みの料理でいただくのがベストです。
ただ、塩焼きや干物は、塩分の取り過ぎに要注意です。
時には煮付けにするなどして、塩分過多にならないよう注意すれば、体重の適正化に役立つことでしょう。